彼女なら僕のことを伝えられると思うんだ

月のかたち

解説

アコースティック・デュオあうんの名曲「月のかたち」を原作にし、目の見えない主人公がどのようにして、月のかたちを知ることになるのかを描いている。

1990年代に自主映画制作を行っていた監督みかわこうじが、YAMATO FILM FESTIVALに向けて制作を始めた作品で、企画から完成まで１ヶ月半で作り上げようとしている。

シナリオが完成したのが10月8日で、10月14日に主役の一人が決まったばかり。

もう一人のキャストを探しているなか、11月14日の締切に間に合うかどうか。

視覚障害を持つ翔太は、図書館で美咲と出会う。彼女は彼の感性に惹かれ、自然の中で共に過ごす。美咲は月のライトを通じて、翔太に月の形を感じさせる。二人の間には視覚を超えた深い絆が生まれる。

視覚障害者である翔太の物語。映像は美咲の見た目で表現し、音声は翔太モノローグと共に彼の聴いた音で表現していく。